今日も同級生からの電話

昨日、中学時代の同級生から電話があったと書きましたが、今日は高校時代の同級生から電話がありました。彼女とは過去結婚式で友人代表スピーチを頼まれた仲なので電話があること自体は珍しくはないんですがその電話が国際電話だったのはちょっと特筆すべきことかな、と。
彼女はこの5月よりダンナ様の転勤で二人の息子も一緒に家族全員でイギリスに渡っています。5歳の長男は現地の公立小学校に通い(向こうはもう小学校に上がれるそうで。でもやってる内容は幼稚園とあまり変わらないらしいですが。)、2歳の次男は週2回ほど保育園みたいなところに通い、それとは別に週1でママと一緒に英会話を習いに行っているそうです。渡英して4ヶ月目、夏期休暇もチュニジアに行って遺跡めぐり&リゾートを楽しんだそうで、すっかり海外生活を満喫している模様。しかしイギリスでの生活に慣れてきたのと同時にストレスも貯まってきたんだとか。
「あんたはどうよ?ストレスとか貯まんないわけ?」
「そりゃ貯まるに決まってんじゃん」
「どうやって発散させてんの?」
「んーそだねぇ、ママ友と会ってお茶しながらしゃべりまくるのが一番のストレス解消法かなぁ。」
「やっぱそうだよねぇ〜。だから私もなかなか現地の友達が出来ないんだよねぇ。」
あまり得意ではない英会話だと話についていくのがやっとでとてもじゃないけどスムーズにおしゃべりは出来ないんだとか。ま、日本人社会はしっかり形成されているようで他国であっても日本人の友達にはことかかないそうです。でもなんか物足りないそうで。
特に用件のなかった私への電話はいわゆる彼女のストレス発散だったんでしょうが、遠くの地から私を思い出してくれてわざわざ電話をくれたことはやっぱり嬉しいです。私も脇に座って絵本を読んでいるムスコから漂うウン●臭を気にしつつも30分ほど話に花を咲かせました。
やっぱりいいですね、同級生って。気心しれてて。
昨日かけてきてくれた中学校の同級生にしたって、10数年ぶりだったけど全然そんなの関係なく親しくしゃべれたし。
友達ってある意味自分の都合のいいときに求める存在であるとは思うんですよ。
たわいのないおしゃべり然り、愚痴然り、相談しかり。でもそれが許せる(気にならない)のはやっぱり友達だから。モチツモタレツなところもありますしね。

でも。

昨日メールが来たとある友人にはちょっと疑問を感じてしまいました_ _ _

彼女はオットの友人の奥さんで、まぁ家族ぐるみ的なおつきあいをしている仲です。現在妊娠7ヶ月ですが、妊娠初期の頃はつわりがひどくて毎日のように電話や携帯・パソコンのメールで愚痴・相談がありました。ついこの前まで勤めていた会社の同僚や同級生なんかはまだ未婚の子が多いらしく、知り合いの中で私がそういう話を一番わかってあげられる存在だったみたいです(ご主人談)。彼女と頻繁に連絡をとるようになったのはそれが初めてでした。
私も頼られるのは嬉しかったですし親身になって話を聞いていました。経験談を話したり、自分じゃわかんないことは周りの友達に聞いてそれを教えてあげたり。一週間くらい続いたでしょうか、そんな時彼女入院しちゃったんですよ、あまりにもつわりがひどくて。入院中暇してるみたいだから出来ればお見舞いに行ってやってくれとご主人も言うのでオットと共に片道2時間かけてお見舞いに行きました。勿論ご主人に頼まれなくても行くつもりでした。彼女すごく喜んでくれて、行って良かったと心から思いました。
が。
その後退院した知らせが一向に来ないわけですよ。もしかしたら長引いているのかもしれないし、もしかしたら最悪の事態になっているのかも・・・、とこっちも気を遣って連絡をしなかったんですが、一ヶ月以上が経過したのでご主人の方に携帯からメールしてみました。この時多分返事が来たとは思うんですが、ちょうどそのメール送信後携帯がおかしくなってメール受信が一日できなくなってしまったのでどうだったのかわかりません。
それから数日後、安定期に入ったとそのご主人から友人一同にCCでメールが来て、それで彼女の退院とその後実家に戻っているということを知ることができました。
それから音沙汰無し。
で、昨日久しぶりにメールが来たんです。実家から自宅に戻ってもう一ヶ月になる、7ヶ月に入ったもののまだつわりが少し残っていて気分が悪い、近所のアカチャンホンポでベビーグッズをそろえるのが楽しい、そんな日記のような内容でした。

おいおい。ちょっと待てよ。

この場合、冒頭の「おひさしぶり。」の後はつらつらとした現状報告ではなく、他に言うことがあるんじゃない?

私、細かいですか?
求めすぎていますかね?!

でも常識を言うなら、普通は病床のお見舞いがあったならお見舞い返しとかあると思うんですよ。ま、私たちはお金を包んでいったわけでもなく三千円程度の抱き枕をプレゼントしただけなのでそれをどうこう言うつもりは全くないです。(といいつつこうやって書いているがホントにそれを求めているわけでも期待していたわけでもない。)退院後も調子が悪くてそれどころじゃなかったのかもしれないし。

ただ、携帯メールでいいから一言退院の報告が欲しかったよ・・・。

上で友人なんて都合のいいときに求めるもの、なんて書きましたが、親しき仲にも礼儀ありというか、この場合、そこまで親しいわけでもないのにホントに都合よくあしらわれている気がしてなんだかなぁ、でした。

これが気心知れた同級生のような存在だったらまた違っていたと思うんですよ。
「あんた何よ、心配したのに連絡もしないで。」
私も気軽にそう言えたと思います。いや、そんなことも気にかけずに彼女から連絡が来たことを喜ぶでしょう。
なのにどうして彼女に対してはそう思えないのか。

やっぱり彼女が知り合い以上友達未満だからでしょうね、、、

じゃ彼女は私を友達だと思っているから不義理?を果たしたのか。
それは否だと思います。

人それぞれに価値観はあるので、全ての知り合いに私の価値観をぶつけるつもりはありません。私の価値観のほうが正しいってこともないでしょうし。今回のことが本当に不義理なのかどうかも人によって判断基準は違うでしょう。彼女から見たらこんなことにこだわる私の方が心狭いのかもしれませんし。

別にどれが正かを突き止めようとは思いません。ただ、同じような立場にたったとき、自分はそういうことはしないでおこうと思います。

ま、彼女について長々と語りましたが実は今日はどうこう思ってないわけで、ただ「同級生っていいよなぁ」って引き合いに出しただけなんで。。

同級生に限らず気心知れた友人ってホントいいですよね。
これまでの人生で培った財産です。

気心知れていると思ってもつきあいが短いとちょっとしたことで信頼を失うこともあるかもしれないので、うっかりしたことがないよう気をつけていきたいと思います。

  • ゆうじょう いうじやう 0 【友情】
    • 友達の間の親愛の情。友人の間の情け。友達のよしみ。「―に厚い人」

  • ともだち 0 【《友達》】
    • 一緒に勉強したり仕事をしたり遊んだりして、親しく交わる人。友人。友。朋友(ほうゆう)。「―になる」「遊び―」「女―」
  • したし・い 3 【親しい】
    • (形)[文]シク した・し
    • 心が通じている。仲がよい。親密である。「―・い友人」「―・い関係」
    • いつも接していて、なじみがある。「耳目に―・い」
    • 近い関係にある。血縁関係のない、近親の間柄をいう。「―・い縁者」「かやうに―・しくなつて候へば申す/平家 2」
    • 身分の高い人が)直接行うさま。

三省堂提供「大辞林 第二版」より