引越し業者の相見積もり

住まい

10月の引越しに伴い、現在業者を呼んで引越し費用の見積もりを出してもらっています。今のところ3社終了。明日また１社来てもらう予定です。
引越し経験のある友達に話を聞いたところ見積もり金額や会社の評判はもちろんですが、営業マンの印象もとても大切なんだそうです。実際見積もりに来てもらってなるほどと納得しました。


まず最初に来てもらったのは今回の一斉入居において幹事会社推薦のＴ社。新築マンションの場合、引渡しと同時に引越しを始める人がわらわらといます。特に引渡し後初の土日なんかになると一日何十件と引越しが重なったりします。でもエントランスやエレベーターの数を考えると物理的に無理ですよね。ここで登場するのが幹事会社。購入者から引越し日のアンケートを取り、数によっては抽選を行ったりして引越し数の調整を取って行くのです。（ちなみにこの幹事会社はウチのマンションの場合施工会社の子会社が行っています。）
幹事会社推薦業者に頼んだ場合のメリットはマンションをよく知っている、現地で手の空いた幹事会社の作業員が無料で応援に駆けつけてくれる、でしょうか。一斉入居の場合一室につき2時間という時間制限が設けられているため応援制度は心強いです。（2時間過ぎると作業を中断して最後尾につかなければいけないそうです。マジ！？ま、ウチくらいの荷物だと時間気にするほどでもない気はするんですが。）
またトラックの先着順で搬入の順番が決まる一斉入居は、現地への着時間がちょっと遅れると平気で6時間待ちなんてことにもなりかねないそうですが、Ｔ社はそういうのも慣れているので作業員が文句を言うこともないし順番が来るまで依頼主は携帯持参でのんびり買い物でもしながらブラブラしていてもいいんだそうです。（ま、これもお願いすれば他社でもやってはくれそうですが。）
Ｔ社の営業マンはホンジャマカの石塚風で、ウチのムスコと同じくらいの子どもがいるらしく、ＮＨＫやらしまじろうやらの話ですっかり盛り上がってしまいました。見積もりは持参したノートパソコンに入力して出すんですがこれが結構時間かかりました。手計算のほうがずっと早かったかも。パソコン立ち上げるのに電源貸してくださいと言われたときはちょっとビックリしました。バッテリー持参しろよ。
それにしても営業マンって部屋をざっと見てダンボール何箱くらい、とか予想つくんですね。私は深く考えずに「さすがプロ。すごいわ〜」なんて感心していたんですが、一体どういう基準で計算しているんでしょう。ちなみに石塚が言うにはウチは80箱なんだそうです。気になる値段はエアコン2台の取外し取付を合わせて約16万強。ダンボールは50箱までが無料でそれ以上は有料だけれども中古でよければ無料で貸してくれるそうです。初めてなのでこの値段が今後の基準となりました。


次にやってきたのが宅急便で有名なＹ社。営業マンはいきなり二人で登場です。一人は見習い中でついてきたそうですが、上着無し＋半そでシャツの先輩社員に比べ紺のスーツをカチっと着こなしているのがいかにも見習いという感じで印象的でした。（髪型はちょっとロン毛の茶髪でしたが。）先輩社員のほうは口数も少なく全く印象にありません。（私、記憶力なくてヤバイですか？）　Ｔ社の石塚に比べると実にあっさりと短時間で部屋の中を見て廻り打ち合わせ。一斉入居をやけに気にしており、前日荷積みの当日朝一搬入案を打ち出して来ました。更に搬入時は作業員を5人つける、とも。ちなみにこの営業マンに言わせるとウチはダンボール100箱は行くそうです。値段はやはりそれなりで約19万。ダンボールは全て有料なので更に2万円ほど追加予定。Ｔと比べるとメリットはカード払いが利く、マイルが貯まるくらいでしょうか。営業マンが淡白すぎてあまりやる気は感じさせられませんでした。


次はドラえもんで同じみのＡ社。営業マンは今風のスーツ（襟に指してある「0123」の社章がちょっと浮いている）を着た若いイケメン風。（決してイケメンではない。あくまで「風」）コロンの香りがキツかったです。
このイケメン風、なんと結婚指輪が私と同じものでした。私のは細かい傷がいっぱい入ってつや消し状態だけれどもイケメン風のはピカピカ。聞くと8月に結婚したばかりの新婚さんなんだそうです。「この模様の部分に汚れが詰まりやすいですよねー。石鹸とか。」と私が言うと「そうなんですよ〜、ヘアワックスが入っちゃって困るんです。」と言っていました。さすがイケメン風。
部屋を見た時間はＹ＜Ａ＜Ｔって感じ、驚くことに彼に言わせるとウチはダンボール50箱だそうです。営業マンによって倍も数が違うけどいいんですかね？それとも業者によってダンボールの大きさが違うんでしょうか。作業員は3人でＯＫだと言い切っていました。値段は約13万。ダンボールは50箱まで無料、以後中古なら無料。驚きと同時にちょっと心配です。
イケメンはかなりヤル気満々で熱心にいろいろ説明してきました。今回私は引越し見積もり一斉申込サービスみたいなものを利用したので相手は私が他にどこで見積もりを取るかわかっているわけですよ。イケメン風はしきりに「値段ではない、やはり信頼とサービスが大事」と熱弁していましたがあんたんとこが今んとこ一番安いんだってば（もちろん内緒）。イケメン曰く「これから来る昆虫や勉強しまっせなんかはもっと安いですよ。あの二社は張り合っているから値段も下げてくるだろうしもしかしたら土下座なんてされちゃうかも。わはははー」なんて言っていましたが、笑いごとではなく私の友達は実際土下座されたそうです。
Ａのメリットはカードが使える、提携で家電なんかが安く買える、でしょうか。家電買ってくれるならもっと見積もり安くするとも言っていました。

3社見積もりをとった時点でわかったのは何を優先すべきかを明確にしなければ、と言うことです。値段か、利便性か、それとも安全性か。Ａは一番安いですが、作業員の数はやはりそれなり。それで済むものなのか、それでは足りないのか、もう少し情報を集める必要がありそうです。

ムスコの大好きなアンパンマンのトラック使っている業者があれば即決なんだけどな。