Nestle ミロ*1

ミロってわかりますよね?強い子のミロ〜♪でおなじみのNestleのチョコレート風味麦芽飲料です。きっと誰でも一度は口にしたことがあるんじゃないでしょうか。私も今シンガポールに出張中のオットを偲びながらミルクに溶いたアイスミロを飲んでいるところです。何故にシンガポールでミロ?と思われる人もいると思いますが、オットが言うにはシンガポール人はミロが大好きなんだそうです。なんでもシンガポールマクドナルドでアイスコーヒーを注文したら「There is not ice coffee but ice MIRO.(アイスコーヒーはないけどアイスミロならあるよ!)」と言われたとか。デパートやスーパーでもミロは目立つところに山積み、ホテルの冷蔵庫もミロ常備、取引先の会社で出される飲み物もミロだそうで・・・。ああいう高温多湿の国ではさっぱりとした炭酸飲料なんかが好まれそうな感じなのに何故にミロがそこまで支持されているのか不思議です。
ところでミロを製造販売しているNestleって今はネスレと読みますが昔はネッスルでしたよね。一体いつからネスレになったのでしょう。ちょっと気になったので調べてみました。1994年(平成6年)8月からだそうです。元々Nestleのスイス本社のあたりはフランス語圏でフランス読みのネスレが正式名称だったんだけれど、日本支店を出した時はイギリス法人の支店だった為に英語読みのネッスルになったんだとか。(今では94年を機に全世界でネスレに統一)このことはネスレ社にメール問い合わせすると気持ちよく教えてくれるらしいんですが、何故かHPの「ネスレの歴史」には全く書かれていません。それどころかHPを見る限りあたかも最初からネスレだったと言わんばかりの書きようです。そういえばネスレに変わったときも福武書店ベネッセコーポレーションに変わった時のような大々的なCMとかってなかったですよね。何か公に出来ない理由でもあるのでしょうか。・・・と興味をそそられさらに調べたら、ネッスルネスレはCIでも社名変更でもなく単なる日本語表記の変更だそうで。(素人には違いがよくわかりませんが・・・)。それにしてもHPに載せないのは理由がわかりません。案の定?今でもネッスルって言ってる人たくさんいますし。あー謎だわ。
ちなみにNestleの社名は創業者アンリ・ネスレの名字からですが、その「ネスレNestle)」にはドイツ語で「小さな巣」の意味があります。そんな訳で、鳥の巣のマークが商標になっているんでしょうね。中国語でNestleは「鳥巣」ですし。