水着

水着買いました。何故今ごろ水着を買ったかは説明するまでもないと思います(わからない人は8月25日の日記をお読みください)。ムスコのスイミング引率用に今回私が買った水着は黒で横にグレーと白の太いラインが入ったスポーティなもの。いわゆるタンキニです。
タンキニってわかります?私も最近知った言葉なんですが、実はもう何年も前から使われている名詞みたいです。

タンキニ 【tankini】
胸部にタンク-トップを,下半身にビキニを着用するスタイルの女性用水着。セパレーツの一種。
〔1990 年代後半から呼ばれ始めた〕
              三省堂提供「デイリー 新語辞典」より

ちなみに私の買ったタンキニは下はピチピチホットパンツでビキニじゃないですよ(^^;。最近はタンキニというと下はほとんどがパンツじゃないでしょうか。今はスポーツタイプに限らず下がパンツになっているデザインのものが多いですよね。それ普通のショートパンツじゃないの?みたいな水着もよくみかけます。
スイミングスクールでも下がパンツの水着を着ている人が半数以上です。下パンツって実用的なんですよね。スタイルをカバーしてくれるしビキニラインのお手入れを気にすることもないしトイレもラクチン。しかし今日早速ムスコのベビースイミング引率でおニューのタンキニを着てみたところ、ひとつ不具合を発見してしまいました。
それは脱ぎ着がしにくいということ。水着生地は伸びにくいのか、ピタっとしたタンクトップをえいやと頭からかぶって腕を通すとどうしても胸のあたりでくるくると裾が巻いてしまいます。それを直しながら着るのがちょっとめんどくさいんですよ。脱ぐときも力が要ります。両腕をクロスして裾を持ち一気に脱ぐと脱げますが脱ぎ終わった水着はくるくるです。ま、後は持ち帰って洗うだけだから別にいいんですが、ムスコを監視しつつの更衣なんでできるだけ簡単に素早くやりたいのでそれを考えたらちょっと失敗かと。
他のママの水着をよくよく観察してみたら私と同じタイプのタンキニを着ている人は一人しかいませんでした。他のパンツタイプの人はどうかというと上がタンクトップではなくキャミソールタイプだったりホルターネックだったり。なるほど脱ぎ着がしやすそうです。そういえば隣にいたキャミトップのママも以前かっこいいナイキのタンキニを着ていたのにあっという間に今の水着に買い換えていました。そうか、そういうことだったのか。
同じタンキニでも前面にファスナーがついているものがあったんですよ。あれにすればよかったかな。いや、あの水着だとウルトラオッパイ星人のムスコにレッスン中ファスナーをおろされ今度は公衆の面前にケツならぬ乳をさらすハメになること間違いありません。ま、せっかく気に入って買ったし勿体ないのでしばらくコレで頑張ります。そのうち脱ぎ着も慣れるでしょう、多分。

ところでビキニの語源、辞書でひいてびっくりしました。

ビキニ [Bikini]
(1)マーシャル諸島共和国に属する小環礁。1946〜58年アメリカの原水爆実験が行われた。→第五福竜丸事件
(2)〔bikini〕
〔(1)の核爆発の衝撃になぞらえての命名といわれる〕胸と腰をわずかにおおうだけのセパレーツ型の女性用海水着。「―-スタイル」
三省堂提供「大辞林 第二版」より

ビキニ環礁ってビキニの似合う素敵なビーチって意味でつけられていたと思っていた私はアホです( ̄▽ ̄;)

いまや水着水を辞せざる乙女跳ぶ/中村草田男